ガス給湯器 設置の心得

おはようございます。設備工事.COMです。

皆様はガス給湯器がどのような製品なのかお分かりですか?
ワンルームマンションやアパートが多い日本では、電気温水器以上にガス給湯器を見る機会が多いかもしれません。

本日は、ガス給湯器がどんな物なのか覚えて帰ってください!

ガス給湯器とは

ガス給湯器とはその名の通りガスを燃やして水を温める製品です。
水栓が開かれるとバーナーに着火し、水が流れているパイプを温めお湯を沸かします。
温度の調節はガスの量・水の量によって行われ、温度を上げたい時はガスの量・水の量を増やし、温度を下げたい時はガスの量・水の量を減らして温度調節をします。

つまり、ガス給湯器は、お湯を使う度に使う分だけガスで沸かして使います。

昔は、ガス給湯器でタンク式の製品がありましたが、現在の主流は瞬間湯沸し器になります。

ガス給湯器のメリット

ガス給湯器がどのような製品か少しお分かり頂けたと思うので今回もメリットを見ていきましょう!

●使いたい時に使う分だけ

ガス給湯器は前記したとおりお湯を使う度に使う分だけガスで沸かして使います。
なので、電気温水器で起こり得る湯切れの心配がありません。
16号や20号などで種類訳されていますが、これは、1分間で何Lお湯を沸かせるかによって決まります。
16号なら1分間で16Lのお湯を沸かす火力があるということです。

●コンパクトなタイプが多い

ガス給湯器が多く利用されている一番の理由がこれにあります。
電気温水器と比べると非常にコンパクトで、電気温水器は人位の大きさや重さがあるのに対して、ガス給湯器は壁掛けすることが可能で狭いことが多いPS内にスッポリ収まるサイズがあります。
日本にはマンションやアパートが多く居住空間を広くとると、電気温水器の設置が邪魔な場合があります。
でも、ガス給湯器ならガスが引いてあれば省スペースで設置することが可能です。

●水圧と清潔さ

ガス給湯器は給水管を直結して、本体を通る水を温めそのまま蛇口などに供給しているため、元の水圧のままお湯を使うことができます。
また、タンク内で貯湯している訳ではないのでお湯はいつも沸きたてで清潔です。

ガス給湯器デメリット

次はデメリットを見ていきましょう。

●機器の寿命が短い

ガス給湯器は電気温水器に比べて寿命が短い製品です。
電気温水器は約15年~20年ですがガス給湯器は約10年と電気温水器の半分ぐらいです。

●ガスを燃焼させる

お湯にするため、ガスを燃焼させる必要があるので、使用時の音がうるさいのが難点。
また、ガス漏れや不燃消などの事故が発生する可能性もあります。

まとめ

ガス給湯器がどんな製品なのか見てきました。
ガス給湯器は寿命が短い分、設置工事費は電気温水器と比べて安くなる傾向にあります。
どこに設置するのか、予算はいくらか、ガスは引いてあるのか。
設置や交換をお考えでしたらお気軽にご相談ください。

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