ディスポーザー設置できる?

おはようございます!設備工事.COMでございます。

だんだんと暑くなってきました。
暑くなると色々な虫がでてきますが、その中でも特に鬱陶しいのはコバエ。
調理をした後の生ごみにコバエがたかっているとテンションが下がりますよね💦

コバエがたかる前に生ごみを処分したい!けど…
生ごみの処分って凄く面倒ですよね…

そんな時に便利なのがディスポーザー!
今回はディスポーザーのお話です。

ディスポーザーとは

ディスポーザーとは、キッチンシンクの排水口部分に設置する生ゴミ処理設備です。
野菜くずなどの生ゴミを投入すると、内部に搭載されたブレードによって細かく粉砕されるため、そのまま水で流すことが可能です。
ディスポーザーの使い方は製品により異なりますが、標準的なディスポーザーの流れは以下の通り!

●水を流しながら生ゴミを投入する

●ふたを閉める

●スイッチを入れて粉砕する

上記のような流れになっています。
その便利さから、近年の分譲マンションはディスポーザーが標準装備されていることも多いようです。

下水道に流して大丈夫?

ディスポーザーの説明をしていて良く聞かれるのが…
「細かく砕いた物を下水道に流して大丈夫?」です。

確かに、ディスポーザーで粉砕された生ゴミを下水に流してしまって、環境負荷などの問題はないのでしょうか?
原則的にディスポーザーの排水は…

●マンションの敷地内に設置した処理設備に流す
↓   
●生ゴミの固形分を汚泥として物理的に分離する
↓   
●ろ過バクテリア(微生物)によって分解処理
↓   
●公共下水道に流す、もしくはさらに浄化槽で処理を行ってから流す

このような流れになるため、下水道の機能に悪影響はありません。
ディスポーザーを使用するには合わせて排水処理施設が必要なのです!

なので排水処理設備のない環境でディスポーザーを設置することは、多くの自治体で禁止あるいは自粛要請されています。
ディスポーザーに関する取り決めは各自治体の条例によって異なります。
東京23区では導入の際に届け出が必要で、日本下水道協会が認定した製品のみが設置可能です。

なお、無届けでディスポーザーを設置すると処分対象となる事がありますので気を付けましょう!

ディスポーザーのメリットデメリット

続いて、ディスポーザーのメリットとデメリットです。
ディスポーザーを設置するメリットは…

●生ごみの処理が簡単
●生ごみを細かく処分するから出すゴミの量が減る

やはり、生ごみをそのまま処理できるので悪臭の原因やコバエの発生を抑えてくれます。

ディスポーザーのデメリットは…

●動作音がする
●電気代等が掛かる

などでしょうか。
生ごみを細かく砕かなければならないので、動作音とモーターを動かく電気代が必要になります。
また、固い物やゴム、大量の油を入れると故障の原因になってしまいます。

 

まとめ

ディスポーザーについて話してきました。
場所によっては使えたり使えない場所もありますのでマンション等に確認をお願い致します。

ディスポーザーの交換をお考えでしたら、設備工事.COMにご連絡ください!