ユニットバス 失敗しない選び方

ユニットバス 失敗しない選び方

こんにちは!
設備工事.COMでございます。

ユニットバス選びはサイズ選びから始まります!

今は、お風呂場と言うとユニットバスが中心になってきます。
これは新築の場合もリフォームの場合も、また、一戸建てでもマンションでも同じです。
家の中でも、お風呂の占める役割は大きなものがありますし、ユニットバスには色々なタイプのものがあるうえ、年々機能も豊富になってきていますから、どんなタイプ、機種のユニットバスを選ぶかは、楽しいものですよね。

しかし、そんなユニットバスを選ぶ際のスタートとなるのは、サイズです。
今回はユニットバスのサイズ等について見ていきます。

○ユニットバスのサイズ表記について

 新築にしろ、リフォームにしろ、住宅設備を選ぶ際には、色々なメーカーが出しておられるカタログを集めて、参考にされることが多いのではないでしょうか。
住宅設備に関わらず、車でもなんでもカタログを眺めているのって楽しいものですよね。
そんなユニットバスが載っているカタログを見ていると、こんな表現を目にされることがあるのではないでしょうか。

「○坪タイプ」あるいは「1616」といった数字です。
これは具体的には何を意味するものなのでしょうか。
 「○坪タイプ」というのは、○坪に設置するように作られているものという意味で、「1616」というのは、奥行きと幅を表す数字で、「1616」の場合は奥行き1600ミリで幅1600ミリということになります。
そして、この数字で表されたサイズというのは、ユニットバス、浴室の内寸、内側の寸法ということになります。

ユニットバスの規格サイズ

サイズ 浴室内寸法
1216 0.75坪 (奥行き)1200mm×(幅)1600mm
1317 0.75坪 (奥行き)1300mm×(幅)1700mm
1616 1坪 (奥行き)1600mm×(幅)1600mm
1717 1坪 (奥行き)1700mm×(幅)1700mm
1618 1.25坪 (奥行き)1600mm×(幅)1800mm
1620 1.25坪 (奥行き)1600mm×(幅)2000mm
1624 1.5坪 (奥行き)1600mm×(幅)2400mm
1818 1.5坪 (奥行き)1800mm×(幅)1800mm

○ユニットバスのサイズ選びで大切なことは?

 カタログに記載されているユニットバスのサイズ表記について見て来ましたが、実際に使うユニットバスを選ぶ際に大切なことは次のようなことがあげられます。

 ・設置可能なユニットバスは、ゆとりを持って選ぶ必要がある。

  「うちの浴室のスペースは、○○×○○寸法のタイプが入る。」かと言えば、簡単にはいきません。
ユニットバスには当然、壁や床、天井といったユニットバス本体が持つ厚みというのもありますし、配管等設置に必要なスペースも必要となりますから、設置可能スペースと浴室内の寸法が一致しないのです。
例えば、浴室スペースが1.25坪あるとします。
奥行き1820ミリで幅が2275ミリいうことになりますが、ここに設置できるユニットバスのサイズは「1620」になり、浴室内の寸法が奥行き1600ミリで幅2000ミリの製品から選ぶことになります。

 ・ユニットバスには戸建て用とマンション用がある。

  また、ユニットバスには、戸建て用とマンション用とがあります。
どうしてかと言うと、戸建てとマンションとでは、床下のスペースや天井の高さに違いがあるためです。
一般的には、マンション用を戸建てに使うことはできても、その逆はできないことが多いです。

 ・浴室スペースの形状や構造にも注意が必要。

 
  ユニットバスを設置しようとするスペースが、坪数的には大丈夫でも、例えば、柱や梁、天井の位置や形状、サイズによっては、希望する大きさのユニットバスを設置できないこともあります。
配管等の位置も大切になってきますし、床下の部材等の状況によっては、補強や補修が必要となる場合もあり、その場合は費用がかかってきます。

 ・搬入経路のチャックも大切。

  また、ユニットバスはある程度完成した製品を現場で組み立てることになりますから、その部材を搬入する経路というのも大切になってきます。
一般的には、間口は65センチ以上、曲がり角では75センチ以上あれば、大丈夫です。

○ユニットバスのサイズ感を実感するには?

 ユニットバスを設置する際には、浴室の寸法とユニットバスの内側のサイズが違ってくることを説明しましたが、出来上がってみるとイメージと違った、今までのものよりも狭くなったといった感じを受けることがあります。
出来上がってからのイメージをはっきりさせるためにも、ショールームなどで、一度、湯船に入って空間を感じてみてください。
製品の使い勝手や質感なども確かめていただければ、間違いのないユニットバス選びになると思います。

ユニットバスのサイズを中心に見て来ました。
住宅設備の中でも、お風呂、ユニットバスは勿論、毎日使うものですし、それに一度、設置してしまうと、最も入れ替え、交換ができないものでもあります。
勿論、私達、設備工事.COMにご相談いただければ、最初からそれぞれのご家庭の事情に合ったものをご紹介させていただきますが、今回、紹介させていただいたようなことも頭に入れていただいた上で、パンフレットなんかを見ていただければ、分かりやすいかと思います。
せっかくのお風呂選びですから、そのプロセスまで楽しんでください。

設備工事.COMはそのお供をさせていただきます。

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